アロマフレスカ オーナー原田シェフ
原田慎次 オーナーシェフ
1969年7月28日生まれ。栃木県出身。15歳の頃から料理に興味があり、高校時代に仕込みから携わったアルバイトで料理の面白さを知る。調理学校よりアルバイトをはじめた六本木の【ヂーノ】にそのまま入店。佐竹弘シェフのもとで5年間修業を積み、【ヂーノ2号店】にて4年間シェフをつとめ、1998年に独立オープン。その後、数々の店舗を手がける料理人兼経営者として活躍中。
旬熟成meatを使ってみてどうでしたか?
(味わいはいかがでしたか?)
うまいネーミングをつけたな!と思いましたよ。
普通のドライエイジングミートとは違うし、フレッシュ感がほどよくあってエイジングのお肉で面白いなーと思って使っています。
フレッシュmeatとの違いは感じましたか?
食べ慣れてる人が食べるとわかるでしょう(笑)
一時期いろんなエイジングビーフを食べてまわりましたけど香りがつよすぎてうちでは扱わなかったんです。
エイジングビーフって風味と旨みを凝縮するという作業なんでしょうけど、熟成meatはそこにまたフレッシュ感も残すというか、
うまいやり方してるなーと、まさに旬な熟成!と。それはすごいなと思いました。
オススメの調理法があれば教えてください。注意点
個人的には、強火での調理ではないと思います。
うちでは炭火焼きというものの炭火だけではなくスチームコンベクションを何度か使用して、
あくまで炭火は肉の表面の水分をとばす、という作業だけに使っている。
ここ2年位はスチームコンベクションと併用してふっくらと仕上げ、ローストのような感じでお出ししています。
どんなメニューで出されていますか?
ローストですね。大きな塊り肉の場合は先ほども言いましたが炭火で焼くだけでは水分が抜けてしまうのでスチームコンベクションを併用してグリルでお出ししています。
旬熟成meatの魅力はどんなところですか?
ちゃんと、食べてわかる熟成牛として旨みを残しつつも行き過ぎてないというか、食べてても疲れないところです。
メインディシュとしての満足感というのは、量的な満足感も必要なんですよね。
精神的な味わいの、満足感も大事ですが、つよすぎるとなかなか量が食べられない。
その為、僕はメインディシュのお肉でも100gとかつけるんです。そうすると旬熟成のやり方のお肉は旨味がまろやかでとても合うんです。